白湯のブログ

若手(だと信じている)臨床検査技師が思ったこと・勉強したことをつらつら書くブログです。

認定血液の対策を真剣に考察する

こんにちは、白湯です。 このたび認定血液検査技師に合格しました。 Twitterで報告したところ試験対策について複数お問い合わせをいただきましたので、私なりの対策法をまとめてみます。 あくまで私個人の考えですので、ご参考までに。 主な使用テキストは …

二級&認定血液の合格体験記。という名のバタバタ珍道中

二級&認定血液をダブル受験して両方合格しました。いや〜しんどかった。笑 備忘録としてつらつらと書いていきます。試験の対策には役に立ちません。 そもそもダブル受験なんてするつもりなかったんですよ。 まずは二級を受けて基礎固めをして、翌年に余裕を…

見慣れない検査項目に新しい医療の風を感じた話。―NUDT15遺伝子多型検査―

「個別化医療」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 個別化医療とは、一人ひとりの体質や病気のタイプに合わせた治療を行うことを言います。 従来の医療では、同じ病気と診断された患者さんには同じ治療が行われてきました。しかし、患者さんの体質や…

国試勉強の思い出を語る②

こんにちは、白湯です。 前回の①から続きます。 国試勉強の思い出を語る① - 白湯のブログ 勉強に使ったのは過去問6年分+大学で受けた模試3回分です。 6年、と半端なのは、テキストを早めに買っちゃったので前年度分が載ってなかったんですよね。なので前年…

国試勉強の思い出を語る①

こんにちは、白湯です。 私が国家試験を受けたのは5年前くらい?になりますかね。昔を懐かしんで思い出を語っていこうと思います。 本格的に勉強を開始したのは卒業研究が終わった11月末からでした。 大学に行くこともほぼなくなった中で私が意識したのは「…

Web学会に参加してみて

コロナ禍で学会が軒並みWeb開催になっていますね。 私もWeb学会に参加しましたが、こういう形式は初めてで新鮮でした。 実際に参加してみての感想を踏まえて、私が感じたWeb学会のメリット・デメリットについて書いてみます。 まずメリット。 必要経費が少な…

あぷらぷらぷら。

今回は再生不良性貧血(aplastic anemia : AA)についてです。 職場だと「あぷら」って略すんですけど、響きが可愛くてつい口に出したくなってしまいます。 そういや"aplastic"ってどういう意味なんだろう? と調べてみたら"再生不良性の"って出てきて「嘘つ…

故郷に帰ろう、ああ懐かしきフィラデルフィア

フィラデルフィア(Ph)染色体をご存知でしょうか。 Ph染色体は9番染色体と22番染色体の相互転座 t(9 ; 22)(q34 ; q11) により生じた変異22番染色体のことです。 この染色体転座により22番染色体上にBCR-ABL1融合遺伝子が生じます。このキメラ遺伝子が恒常的…

社会人大学院制度について。

こんにちは、白湯です。 前回の記事では、大学を卒業してそのまま大学院に進学する場合について書いてみました。 saaaah-yu.hatenablog.com 今回は臨床検査技師として就職してから大学院を目指す、いわゆる社会人大学院制度について書いてみました。 また長…

臨床検査技師は大学院に行くべきか?

こんにちは、白湯です。 近年になって検査技師養成校は四年制大学が多くなりましたよね。 それに伴い、国立大学以外でも大学院を併設しているところが増えてきました。 大学院を併設している大学に所属しているなら、一度は候補に挙がるだろう 「大学院進学…

臨床検査技師の養成校、どこを選ぶか問題。

こんにちは、白湯です。 臨床検査技師になるためには臨床検査技師の養成校に入る必要がありますが、 「どの養成校を選ぶか?」 というのがとても悩ましいところですよね。 旧帝大から専門学校まで、臨床検査技師の養成校はよりどりみどりです。 日本臨床検査…