二級&認定血液の合格体験記。という名のバタバタ珍道中
二級&認定血液をダブル受験して両方合格しました。いや〜しんどかった。笑
備忘録としてつらつらと書いていきます。試験の対策には役に立ちません。
そもそもダブル受験なんてするつもりなかったんですよ。
まずは二級を受けて基礎固めをして、翌年に余裕を持って認定を受けようと思ってたんです。その予定で昨年度の二級を申し込んでいました。
なのにコロナ禍で全部吹っ飛びました。
去年の二級が中止&今年度に振替になり、認定は来年にしようかと思いました。
でも出来れば今年受けたい……二級は例年8月くらいで認定は冬らへん(ガバガバ情報)でしょ?間空いてるし求められる知識の基本は変わらないから二級終わってから認定の勉強すればいけるか…?
と考えダブル受験を決意。
が、コロナ禍が落ち着かず二級の試験日程が後ろ倒しに。10月半ばとのこと。
ん〜〜〜でも認定は冬(?)だし大丈夫やろ?
てか認定試験の情報って何か出てるんかな、いつごろ受験要項アップします、的なw
と思って何気なく検査血液学会のサイトを見に行きました。
受 験 要 項 出 て る
えぇ!?!?もう申し込み始まってる!?締切もうすぐやん!!てか単位足りる!?学会とかの参加証どこ!?!?えっ所属長のサインもいるの???
とバッタバタで申請書類を揃えて技師長のサインをもらってどうにか郵便局に出しました。間に合って本当に良かった。
ていうか受験要項の公開って学会サイト上にしれっと掲載するだけなんですね。会員にメールとか来るのかと思ってました。
学会誌にも掲載してありましたが、それが手元に届く頃には締切が過ぎていました。意味ないやん。
バッタバタで申し込んでから気付いたんですけど認定の試験日程が11月上旬。二級との間が3週間しかなかったんですよね。
えっ……11月上旬って冬じゃなくね……??
どうやら認定は例年これくらいらしい。私の情報がガバガバすぎました。
とは言えコロナ禍の状況によっては認定も後ろ倒しになるかも…そもそも今年応募者多そうだし受験資格もらえないかもしれんな…
と、うだうだ考えつつ二級の勉強をしていました。
ところで皆さま、「ウマ娘」ってご存知ですか。
実在の競走馬をモチーフにした「ウマ娘」を育成するソシャゲでして、アニメや漫画にもメディア展開されている一大コンテンツです。
それに夫がどハマりしておりまして、ウマ娘をきっかけにモチーフにされている競走馬たちの往年の名レース動画などを見せられておりました。
競馬とは無縁の生活を送っていましたが、何回も見せられると興味が湧いてくるものですね。
「競馬場ちょっと行ってみたいかも…」
と感じるようになりました。
二級試験の2日目がその開催日でした。
試験日程は午前。15時半すぎの秋華賞には余裕で間に合います。
これは二級試験後に秋華賞観戦あるぞ!?
最近リアル競馬も熱くてですね、3歳馬がめちゃめちゃ強いんですよ。
その中でも屈指のアイドルホースがソダシで、綺麗な白毛の馬体もさることながら白毛馬で世界初のGIレース勝利を成し遂げたすごい馬です。
そのソダシが秋華賞に出るんです。
阪神競馬場の収容人数は8万人ですが、当時は観客上限を5,000人に絞っていました。
座席は全席抽選です。
これは倍率めちゃめちゃ高そうだ、ということで夫と私の二口で申し込みました。
まぁ厳しいかな〜当たればラッキーだよねw
という程度のノリでした。
当選しました。
マジで変な声出ました。倍率7.7倍。笑いが止まりませんでした。ちなみに夫は落選しました。
しかも同じ日に認定の受験資格ありとの通知も届きました。別々に来てくれや心臓に悪い
秋華賞当選して以降、「私は7.7倍を勝ち抜いた女…」と妙な自信が湧きましたし、晴れやかな気持ちで秋華賞見たいからと勉強にも熱が入りました。ありがとうJRA(?)
認定の試験日程は延期の通知はなく、やはり中3週で戦わねばならないようです。
さすがに二級後にイチからやるのは厳しそうだったので、二級の合間に認定の勉強も進めました。
そんなこんなで二級試験。
7.7倍マジックの妙な自信のまま1日目を終え、久々のビジネスホテルにはしゃいで翌日の秋華賞に胸を踊らせながら眠りにつきました。
2日目の実技は自信がなかったですが、「大丈夫、私は7.7倍を勝ち抜いた女…」と言い聞かせながら臨みました。一番やりたくなかったPT用手法でパニックになりかけましたがギリギリ持ちこたえ、解散が宣言された瞬間に会場を出て一目散に阪神競馬場へ。
先に来ていた夫と合流しました。
競馬場って中に売店やらフードコートやら色んな施設があって、テーマパークみたいなんですよね。ぶらぶら歩いてるだけでかなり楽しかった。
パドックでお馬さん見るだけでテンション上がりまくり。
秋華賞の前にもレースがあって、それを見るのも楽しかった。やっぱり生で見ると全然違う。
そんな状態になっちゃったらね、そら馬券買うよね。笑
いざ秋華賞。胸を高鳴らせながら観戦。
ソダシは真っ白なので、私の貧弱な動体視力でもどこにいるのかすぐ分かる。
そのソダシが馬群に埋もれていく横で、ぐんぐん伸びる馬がいた。
接戦を制し、ゴール板を1番で駆け抜けたその馬の名は、アカイトリノムスメ。
4番人気、単勝オッズ8.9倍での勝利。
もうめちゃめちゃ興奮しました。
推し馬が勝ったのも嬉しいし、100円が890円に化けたんですよ??やばくない??
払い戻し機に勝ち馬券入れて、お金戻ってきたときにはニヤニヤが止まらなかった。
おかげで競馬にすっかりハマってしまい、ほぼ毎週順調にお金を減らしております。
お前のせいだぞアカイトリノムスメ、一生推すから責任取れ(?)
二級が終わったので認定の勉強に本腰を入れるわけですが、秋華賞マジックで誤魔化されていた不安がじわじわと襲ってきました。
まず実技試験が未知数すぎる…。追加検査って何書けばいいの?そもそも動画で所見なんて分かるかな…
それに筆記も難易度高い…こんなの初めて聞いたぞ…何これ…
と不安でいっぱいのまま試験を迎えました。前日はめちゃめちゃ腹の具合が悪く、試験中に腹痛が来ないことを祈りながら寝ました。
当日。会場入り。
受験者の年齢層が二級より高くて安心したのを覚えています。
座席が会場正面前方で、動画見やすそう!やった!と思いました。視力が不安だったので席ガチャが心配で…。
しかし今年度は会場の都合?で動画ではなく静止画を印刷したものを個人に配る形式でした。席ガチャ関係なくなって良かった。
試験は、もうなるようにしかならない、後は野となれが山となれ、と半ば開き直って受けました。
実際そこそこやれたような気はしましたね。
会場を後にし、帰りの電車で問題を復元しました。直後だとけっこう覚えているものです。
ぽちぽちスマホのメモ帳に打ち込みながら、
「これ有料noteにしたら結構売れるんじゃね??」
などと考えていました。
各方面から怒られそうなのでやりませんけど。
振り返ってみるとだいぶ行き当たりばったりですね。まぁ合格すればこっちのもんです。
とは言え中3週で試験を掛け持ちするのマジでしんどかった…。
計画的にコツコツ勉強を進められる人なら問題ないんでしょうけどね。もう二度とやりたくないです。
皆さま、試験勉強は計画的に。