白湯のブログ

若手(だと信じている)臨床検査技師が思ったこと・勉強したことをつらつら書くブログです。

Web学会に参加してみて

 

コロナ禍で学会が軒並みWeb開催になっていますね。

私もWeb学会に参加しましたが、こういう形式は初めてで新鮮でした。

実際に参加してみての感想を踏まえて、私が感じたWeb学会のメリット・デメリットについて書いてみます。

 

 

まずメリット。

 

  • 必要経費が少なくて済む

遠方での開催になると交通費・宿泊費などかかかります。毎回全て職場が出してくれる、というところは少ないのではないでしょうか。

その点、Web学会なら自宅から参加できますので、参加費だけで済みます。スマホがあれば視聴できますしね。WiFiがないと通信料が増えちゃうかもしれませんが……。

 

  • 自宅などで気楽に参加できる

自分の快適な環境で参加できるので余計なストレスを感じずに済みます。慣れないパンプスでの靴ずれに苦しむこともないし、強すぎる冷房に震えることもありません。

 

  • 双方向型のセッションをやりやすい

現地開催だと一方的に話を聞くだけ、という人が多いと思います(ガンガン質問できる人は除きます)。

Web開催だとリアルタイムで質問を募ったり、アンケート形式で演者の質問に答えさせたりすることが可能です。

一方的に聞いてるだけ、よりは集中して聞くことが出来て良かったですね。

 

  • オンデマンド配信がある

現地開催だと人気のセッションが満員で入れなかったり、見たいセッションの時間が重なって泣く泣く片方を捨てることになったりしていました。

Web学会なら会場に入れないことはほぼないし、重なっていたセッションも後日オンデマンド配信で視聴可能なことが多いようです。

当日は忙しくて参加できない、という人にもオンデマンド配信はありがたいですね。

 

 

次はデメリット。

 

  • 自宅なので集中できない

気楽に参加できる反面、だらけてしまって集中できない部分はあります。

ベッドに横になりながらとかだとね、もう駄目だよね……。笑

現地開催でも寝るときは寝るんですけど。

お子さんがいる家庭だとお子さんの面倒も見ないといけないでしょうから、学会だけに集中することは尚更難しいと思います。

 

  • 書籍コーナーの物色が出来ない

臨床検査系の書籍って町の本屋だとあまり置いてないじゃないですか。

なので学会の書籍コーナーがめちゃめちゃありがたかったんですよね。私は購入前に手に取って中身を見たい勢なので尚更でした。

今まで知らなかった書籍と運命の出会いをすることもしばしば。ネットだと存在を知らない本を探し当てるのは難しいですから。

 

  • 学会という名目での遠出が出来ない

学会に行く目的のメインってこれじゃないですか??

県外の知り合いと再会したり、フォロワーさんとオフ会したり、夜は現地の美味しいもの食べてお土産を物色したりするのが楽しいんですよ。

それが出来ない学会なんて……うっ(号泣)

 

 

最後取り乱しました。失礼しました。

パッと思い付くあたりだとこんな感じでしょうか。

 

Web学会にも良い点は多いので、コロナ禍が落ち着いても実施してほしいなと思います。

遠方はWebで、近場は現地で、と言った使い分けが出来ると良いですね。学会の単位が稼ぎやすくなります。

 

何はともあれ、まずは新型コロナウイルス感染症が早く終息することを祈ります。